インステップ、インサイド、アウトサイドなどの部分を使ったドリブルのことではありません。
ドリブルには『突破のドリブル』『運ぶドリブル』
この2つがあると言われています。
この2つを状況に応じて両方使い分けれるようになることが非常に大切です。
よく現場で見ているとジュニアから社会人どのカテゴリーでもドリブルが縦にまっすぐばかりです。ポゼッションサッカーが流行ってパスの回数が圧倒的に増えましたが、ほとんどの選手がドリブルをすると縦に行ってしまいます。
ドリブルって相手を抜くためだけにあるんでしょうか。
突破のドリブルの優先順位
1.相手
2.ボール
3.スペース
ゴールに向かってプレーしているのが分かると思います。そのままゴールへ迫る気迫は観ている側も簡単に凄いことが分かると思います。また、ゴールに向かってプレーすることで相手DFが集まり、
チャンスを作る事もできています。
運ぶドリブル
優先順位としては
1.スペース
2.ボール
3.相手
の状況でどのようなドリブルをするか判断していると感じています。局面的には相手にとって脅威ではないですが、ボールが動けば状況は変わるのでコントロールした瞬間のアングルではノーチャンスだったのに少し運ぶことで有効なパスが出ていると思います。
突破のドリブルでが上手い選手
C・ロナウド
リベリ
ロッベン
メッシ
ディ・マリア etc
運ぶドリブルが上手い選手
ピケ
コシェルニー
シャビ
マルセロ etc
他にもたくさんいますがこれぐらいで・・・
一番大切なのは状況に応じて使い分けることが出来ることが望ましいです。
自分のプレーを録画している選手は自分のドリブルがどんなドリブルなのかスキル以外の部分にも目を配ると上達の近道になるかもしれませんね。